今回は「おしゃぶり」についてお話しさせていただきます。 |
「おしゃぶり」の是非については、昔から議論されてきました。 |
歯科の先生の間でも反対派、肯定派がいらっしゃいますし、 |
現在でも、決定 的な結論は出てきていないようです。 |
おしゃぶりの肯定的な意見としては、 |
・お口の周りや、舌の筋肉の発達に役立つ |
・口呼吸を防止できる |
・赤ちゃんに精神的な安らぎを与えることができる |
(赤ちゃんは本能的に何かを吸うことで満足します。) |
・お母様の負担を軽減できる |
否定的な意見としては |
・歯並びが悪くなる |
・衛生的に良く無い |
・泣くことが減るのでコミュニケーション不足になる |
・喋り始めるのが遅くなる |
などの意見があります。 |
肯定意見に対しては、おしゃぶりに頼らなくても、 |
自然に鼻呼吸を獲得する という反論がありますし、 |
反対意見に対しては、おしゃぶりによる歯並びの乱れは |
(上下の前歯の間に隙間 があく場合があります) |
一時的なものであり、おしゃぶりをやめれば元に戻る、 |
という意見、欧米では4〜5才までおしゃぶりを使わせている、 |
という意見が あります。 |
お母さまの考え方、環境、赤ちゃんの好み(おしゃぶりを |
嫌がるお子さんも いると思います)によって |
選択していただけば良いと思います。 |
ただ、おしゃぶりを使われる場合は、適切な時期(3〜4才)に |
スムーズに卒業 できるように配慮してあげてください。 |
お口の中の変化など気になられましたら歯科医師に御相談ください。 |
■今回のポイントは・・・・ |
・おしゃぶりについての肯定意見、 否定意見 |
以上今回の内容でした。 |
最後までお読みいただきありがとうございました。 |