●輝いていない歯の表面には・・・ |
輝いていない歯の表面には、「不溶性(ふようせい)グルカン」が付着し ています。 |
不溶性グルカンとは、糊の様なベトベトした物質で、 |
虫歯菌「ミ ュータンス菌」が自分の体を歯の表面に付着させ、 |
留まらせるために作り出 した物質です。 |
原材料は、「砂糖・ショ糖・シュクロース(すべて同一のもの)」です。 |
果糖、ブドウ糖、キシリトールなどの砂糖以外の糖からは、作り出すことが できません。
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食後の歯の表面にミュータンス菌が付着し、唾液中の砂糖を原材料として |
不溶性グルカンを作り出し、自分の体をしっかりと |
歯の表面に付着させてか ら、増殖を始めるのです。 |
そうしてできた何億もの虫歯菌のかたまりが「歯垢・プラーク」です。 |
表 面はゴワゴワし、決してキラキラとは輝きません。 |
●不溶性グルカンの生成を防ぐ |
「歯垢・プラーク」の中で作り出された「乳酸」が |
歯を溶かすことで、虫 歯は発生します。 |
ですから虫歯予防のためには、「歯垢・プラーク」を作ら せないこと、 |
そして、不溶性グルカンを作らせないことがとても重要です。 |
●原材料である砂糖の摂取をひかえる |
不溶性グルカンは、果糖、ブドウ糖、キシリトールなどの |
砂糖以外の糖か らは、作り出すことができません。 |
お菓子を購入するときには、成分表示のところに、 |
「砂糖・ショ糖・シュ クロース」と書かれていないものを選ぶようにしてください。 |
最近では、ソ ルビト−ル、キシリトール、マルチトール、アスパルテームなどの |
人工甘味 料を主成分とした商品が豊富に出回っています。 |
間食のすべてを代替糖に代えるのは難しいでしょうから、 |
少しずつ、これ らの人工甘味料を使ったお菓子を取り入れる |
ようにしてみてはいかがでしょ うか。 |
■今回のポイントは・・・・ |
・ 不溶性(ふようせい)グルカン |
・ 代替糖、人工甘味料 以上今回の内容でした。 |
最後までお読みいただきありがとうございました。 |